重症化した水虫
水虫の症状と言えば、かゆみが代表的だと思いますが、あまりにもひどい場合は、蜂窩織炎(ほうかしきえん)を併発させてしまい、普通の生活が送れないほどになってしまうこともあります。画像を掲載したいところですが、閲覧注意レベルの状態なので控えたいと思います。どうしても見たい方は自己責任でどうぞ。
1.蜂窩織炎を合併した水虫
この合併によって、体温も38~39度と上がり、かゆみ・痛みがひどくなって、歩くことすらできなくなることもあります。
カーボン 3001-3001
患部の大きさに合わせた集光器
患部に30~60分
その後プラスで
カーボン 4000-4009
患部に各5分
注意:切開して膿を出した後であれば、
切ったところには10~20分
その他の患部には各30~60分
早目の段階ならそのまま吸収するか、化膿が速まって膿が自然と流れ出てくることもあります。痛む状況であるなら安静にすることも大切です。
2.手の水虫
手のひらにできる水虫は冬場には白い筋が見えて、少し手荒れしたくらいに見えます。この状態で石けんを使うと一気にかゆみが襲い、そして腫れて痛みも出てきます。さらにこれが夏場に突入すると、さらなる悪化が予想されます。
ひどくなると手のひらに留まらず、化膿の影響が腕の辺りまで腫れが広がり、38~39度の熱が出て、手が使えなくなることすらあります。
カーボン 4000-4009
3009-4002
照射方法は上記1と同じ。
必要なものは、やる気と根気。かゆみが治まってきたとしても皮膚のこわばりや色が正常に戻っていない時には続けなければなりません。
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症例1
43歳 男性
10年前に足の指にできたものがどんどん広がって、足の裏全体のかゆみに悩まされ、朝昼晩と薬を塗ったり、ドライアイスでかゆみを抑えたりしてしのいでいました。
紫色に厚くなった猛烈に痒い患部が、一日耐えると水泡になるので、潰しては翌日に表面の皮をメスではぎ取ることを夏中繰り返していました。
でも、歩けないほどに水泡が膿んで腫れてしまうことも度々あったので、そのたびに入院して悩み続けていました。
治療
1回目:4000-4009
2号集光 指の間の裏表から5分
1号集光 足裏のただれた患部 20分(移動しながら)
効果
なんと、かゆみがほとんど消えました!夜も一度も目を覚ますことなく熟睡!!
翌朝、かゆみが戻ったものの、治療5回目で朝もかゆみは戻らないで、歩いても痛みなし!!
それでも触るとかゆい。15回目にして足の指の間は完治!
足裏も半分以上は治り、厚く紫色だった部分もところどころに点在するくらいにまで変化。
70回で完治!(おめでとう!!)
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症例2
55歳 男性
25年前、足の指に始まり足裏に広がって、おぞましいかゆみに悩まされていました。塗り薬は逆効果だったので、レントゲンの照射で治療をしていました。
(ちょいと、レントゲンって水虫に効くんかい?)
当時はそんなことも普通にあったそうですがなんとこれによって皮膚がんになった人もいて裁判沙汰に!時代と共に治療法も変わるんですね。
この方の場合は、それでもレントゲンを使って1~2回で一旦かゆみは消えるものの、再発するのでそのたびに照射して10年。結局数十回やってみましたが、水虫はなくなりませんでした。
夏には当然悪くなり、おまけにレントゲンによるやけどで足裏は腫れて、皮膚は厚くなり、ひどく痛んで歩けなくなりました。やむなくお湯や消毒液に硬くなった皮膚を浸して軽石で少しずつ削って、やっと歩けるようにはなるのですが、夏場は靴が履けなくなるほどという過酷な状況が数年続きました。
治療
5000-4001
集光なし 足表裏 各10分
続けて4000-4009 各5分
効果
5回目 かゆみが少し減り、痛みはかなり減りました。
20回目 靴を履けるようになりました。
30回目 30日間の旅行ができました!
(おまけ:レントゲンによる火傷も光線治療で改善されます。もちろん、普通の火傷も!!)
もっと頑張りたい場合
体全体の機能をアップして更なる回復を目指すのであれば、こんな照射の方法も。
いろいろな病気に共通して照射する部位が多いので、ついでに他の面でも健康になれると思えば、一石二鳥!
時間がかかるのが嫌、照射箇所が多いと面倒で続かないという方であれば、患部のみでも忠実に続けていくのがよろしいかと。
いずれにしても、必ず効果が出ると信じて続けることが治療への一番の近道!
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