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現代社会において、メディアが発達し様々な情報が簡単に手に入れられるようになった。

以前は、どうだったであろうか?―必要な情報があれば、図書館で関係した本を物色したり、本屋で立ち読みしたり(勿論、必要であれば購入もした)、経験者を探して尋ねたり…とその方法は多岐に亘った。そのためにかかる時間と費用と気力・体力は膨大なもので、今では遠い「いにしへ」の記憶だ。

現在のこの急激な変化に関して言うならば、ある意味、SFの近未来都市が実現したかのような錯覚にすら陥る。2―3歳の子どもでもスマホを見事に操り、自分の見たい動画やゲームにアクセスできる。その習得速度は、言語よりもさらに早いことも多々あるのではなかろうか?

それはそれで「デジタル認知症」とも呼ばれるある種の依存症につながる危険もあり、今後、利便性とその危険は背中合わせであることも意識して用いなければならなくなっていくであろう。

自分個人としては、情報に翻弄される危険を感じる事がある。名前も顔も知らない人物の書いた情報であっても、自分が必要としているもの、自分が興味深いと思えることであると、つい信じてしまいたくなるものだ。実際、ネット上に氾濫している情報のどれだけが真実であるのかは知る術もない。各自できることは、自分自身で判断する力をつけること。

Cautious as 蛇 and yet Innoccent as 鳩.

純真すぎてなんでも信じてしまうのも、用心深すぎて何も信じないというのも、どちらもバランスが欠けているということだ。

自分は、どれほど都合が悪くても嘘をつかないよう教え込まれ、常に正直であることをモットーに生きてきた。用心深さを自負しつつも、人に騙されたことも少なからずあった。だが、そうした苦い経験も後に役に立つこともあろう。

ということで、今まで自己判断で信じて大丈夫と判断した上で活用して役立った情報や信じて失敗した情報、また自分で体験して後世に伝えるべきと感じた情報等をここで綴っていこうと感じた。