~装い~
今は、巷にファッション誌が溢れている。男女別にあるだけでなく、世代ごとに細分化されて編集され、書店の一角に勢ぞろいしている。
以前は、そうしたジャンルの雑誌の購入者層は若い女性が主に占めていたのではないだろうか。それが今や、小学生から高齢の男性に及ぶまであらゆる年齢層へと対象は広がった。
見回してみれば、確かに以前よりもオシャレな高齢者を見かけるようになった。小学生に関しては、もはや大学生のお姉さまもビックリ!という念入りなコーディネートやメイクをしていることすらある。
恐らくこれによって相当、日本の経済効果は上がっているのであろう。
(そりゃ、めちゃめちゃ、もうかりまっせ~)
しかしだ!あまりにそうした外見重視の傾向がエスカレートすることは、人の価値観をゆがめてしまう危険がある。痩せるため・美肌のために効果も怪しい高額な商品を購入したり、整形手術を繰り返したりする。整形を100回以上もしてとんでもないことになってしまった通称「扇風機おばさん」の悲劇は、その一例である。
(おったおった。元はえらいベッピンさんやった韓国の人や。)
また、「醜い人間には価値はない」として、逆にいじめの対象にすることもある。(アンデルセンの「みにくいアヒルの子」のお話も、そうした現代の社会の傾向を風刺した奥の深い童話である。子ども達には、この話の深い意味まで考えて、悟りを得て欲しいものだ。)
いずれにせよ、適度に品良く装うことは、マナーの上でも、自尊心を保つ上でも大切であるが、過度に見かけを気にすることは、本来の自分の価値を見失ってしまう危険がある。そのバランスをどう取るかは個々の課題であろう。
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ペットのオシャレ
その点、動物はどれだけ装った…いや、装わせられたとしても、決してそれによって自信過剰になったり、偏見で他の動物を見下すこともない。その純粋無垢さがかわいいのだ。
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人間は、動物たちから学べる事がたくさんある。福ちゃんには、いつまでもその真っ直ぐな瞳で周りの皆をなごませていただきたい。
頼むよ、福ちゃん!!
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