コウケントー光線治療~水虫・足白癬 その1

水虫とは?

いろいろな症例はこちらから!!

誰もが知っているはずのこの疾患。一昔前は中高年男性の専門分野(?)とも思われていたかもしれませんが、最近ではそうでもなくなってきたそうです。

若者、それも男性のみならず女性にまで広がりつつあるという恐怖の病なのです。

ざっくり分類すると

1.指の間のジュクジュク系

2.痒みの強い水泡系

3.カサカサひび割れ系

などに分けられます。

他にも爪や手指・手のひらにできるものもありますが、いずれにしても「白癬菌」というカビの一種が原因で、早目に治さないと、長年の悩みの種になりかねません。

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注意点

幾つかの症状により若干照射の仕方やカーボンは異なりますが、基本的に守ってほしい点があります。

石鹸の使用は控えめに。

・手の場合は洗い物をするときには軍手をした上にゴム手袋をはめる。

これは石鹸や水気が刺激となって、たちまち痒さを増してせっかく良くなってきたものが逆戻りすることがあるからのようです。

他の湿疹の時には、お風呂に入らないという指示がされているのですが、それと比べたらこの程度のことは守りやすい分野に感じます。

照射方法

1.急性水虫

特に夏場に濡れた靴を続けて履いたり、水仕事が多かったりした時に、指の間に痛痒い水泡ができパターン。

カーボン 3000-3002

2号集光 

指を開いて前後からそれぞれ10分

乾いた布でよく拭いて、極力湿気を遠ざけること、そして何よりかかないことが大切!早目であれば一発で効果あり。5~10回ほどで症状が軽くなるとのことです。実際に、私の友人も長年悩まされていた水虫が3日目で乾いてメキメキよくなって驚いたと言っていました。

ただ、湿った状態が続くと再発もあるので、くれぐれも指の間の乾燥に努めましょう。(しつこいって?すんません)

2.慢性水虫

特に足に長い間患っているもので、5年、10年といった長期滞在型(リゾートホテルやないで~)は足の裏や甲にまで広がってしまっていることもあります。

夏は湿って痒くなり、冬は白くカサカサに。

カーボン 3000-3002

4000-4009(5~8回やっても変化ない時)

1号または2号集光 (患部の広さに合わせて)

患部に各10分

5ー10回で症状が軽くなれば、30~50回を目標に頑張って続けましょう。

いまいちの時は番号を変えて、気を取り直し再チャレンジ!!

3.足全体に広がり切った水虫

夏場、初めのうちは皮膚が紫色や黄色になり、痒く厚くなって、1~2日で水泡になります。水泡から液が出ると、2~3日で良くなりますが、その喜びも束の間、すぐに次なる水泡が現れては消え、またまた現れては消えるという実に厄介なタイプの水虫なのです。

おまけに秋の終わりに別れられたと思ったら、翌年の夏、再びやってくる、しかも去年よりパワーアップして…というストーカー顔負けのしぶとさ。

カーボン 4000-4009

1号または2号集光 (患部の広さに合わせて)

患部に各10分 

両足になっていると、ついつい集光器なしでいっぺんに当てたくなるものですが、ここはひとつ我慢。患部を別々に当てる方が効果が高いそうです。

そして回数はというと…

何と50~60回それ以上のことも!!

ストーカー撲滅も楽な道のりではないということですな。

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