コウケントーを好きにさせよう
子供は好きなことであれば、自分から進んでやりたがるものですね。でも、一度嫌いとなると、その影響は一生続くこともありますから、何事も最初が肝心です。
実は、自分が幼児の頃に、スイカが苦手だったのですが、いつしか食べられるようになり、後に大好物になりました。なぜ、昔嫌いだったのか???
今思えば、美味しくない2等品、いや恐らく3等品を初めて食べたため、「このビジュアルの物は美味しくない!!」と、子供心にインプットされてしまったのではないでしょうか… それでも、その後の経験値がアップするにつれて、美味しいものもあること、いや、かなりの確率で美味しいものなのだと気付くようになり、それ以後はむしろ好きな食べ物に列挙されるようになりました。なんとも単純な下克上?!
そうです。この場合は、嫌いなものが好きに変われたので、めでたし、めでたしなのですが、これが嫌いなままで終わっていたとしたらどうでしょう?
本当はたいそう美味しいものを、まずいと思い込んで一生避けて人生を終えるとしたら、これはある意味大きな損失と言えるのではないでしょうか?
同じ事が光線治療についても言えます。これは子供に限ったことではありませんが、光線をやって嫌なイメージが少しでも残ると、恐らく2度とやらないという決意を植え込んでしまうことになりかねません。
そこで、子供達には是非「光線治療は、気持ちがいい!!」という印象を持ってもらえるように、大人の側が工夫することが大切だと強調したいと思います。
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光線治療は、気持ちがいい!!
幼児に、光線治療の何たるかを説明したところで到底理解できるはずがありません。ということは、何を持って気持ち良さをアピールしたら良いのでしょうか?
まずできることとして、親や兄弟が見本を見せるというパターンがあります。
小さいお子さんは何でもマネをしたがりますので、面白おかしくお話を作って、光線治療器に興味を持たせ、やっているところを観察させ、これまたたいそう気持ちが良いとか、きれいになったとか、とにかくプラスのイメージの言葉と結び付けてみます。本人がその気になったら、ほんの少しだけ当ててみて、大げさにその当てた部分をほめちぎってみます。。。単純にほめてあげれば、まず子供心にも「ほめてもらえるモノ」という認識が生まれ…るはず。そうなれば大成功!!
次は、焦らずに時間を延ばしていく工夫をします。当てている間は、好きなお話をしてあげたり、絵本を見せてあげたり、読み聞かせをしてあげたり…とにかく飽きさせない工夫が必要です。
そして、飽きてしまったら…無理をしないでやめます。そして、また別のチャンスを見計らって続きをします。
最後に、終わった後には必ずほめてあげること、これは重要です。これにより、子供の心には「良いことをやった」という満足感が生まれ、光線治療は良いものだというイメージが植え付けられます。
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注意点
こんな事を書き綴ると、まるで洗脳を図る怪しい組織団体の手法のようでしょうか?
でも、これは将来、本人が根拠を調べ、効果を確認できることなので、とりあえず小さいうちは、我が子に良いものを与えてあげたいという親の「愛」ゆえということで…
最後に注意点を一つ。
照射器は使用中、相当熱くなるので、くれぐれも火傷をしないように気を付けましょう。
幼児は、動きやすいので、万が一当たってしまっても大丈夫なように照射部以外は衣服で覆っておくか、動いても当たらない程度の距離を取るかして、目を離さずに照射するといいでしょう。「熱くて恐いもの」というイメージがインプットされてしまうと、取り除くのは至難の業です。
同じく、皮膚が柔らかいので、強い日焼けの症状が出ないよう、慣れるまでは照射時間も距離も様子を見ながら増やしていく方が無難だと思います。
いずれにしても、何か大きな病気やケガが生じてから、これらのことを始めようと思っても、そう簡単な事ではありません。あらかじめ、元気なうちにトレーニングしておくことをお勧めします。
転ばぬ先の杖
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