コウケントー光線治療 胆石編 その1

胆のうに溜まる石―胆石

その他の症例はこちらから!!

身内が常々「胃の調子が悪い、胃が痛い」と言っていたことがあった。相当経過したある日、痛みに苦しみ始めたため、痛い場所を指さしてもらうと、それは胃よりももっと右上であった。

それは、胆のうの場所!!

痛み具合から見て、胆石を疑った。

(毎度、お得意の自己診断やね~)

単なる自己診断と言われれば身も蓋もないが、胆石に関しては少々実績(?)があった。実は、友人がそれに悩まされて手術をしたことがあったのだ。

(そんなん実績なんて言わへんで!)

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胆石の症状

まあ、あえて「一般的知識」とでも言い換えておこう。要するにこのような症状であった。

初期症状として、背中に違和感を覚えることがあります。脂っこいものを食べた数時間後に、右の上部のお腹に不快感を覚えたり軽い痛みが出ます。

みぞおちの辺りに不快感を覚えることもあります。痛みも気になるほどではなく、しばらくすると楽になります。—胆石ガイド.comより

と、まさにこの通り。そして続いての症状がこちら。

疝痛発作!!

痛すぎて転げ回るほどの症状を迎える可能性があるのだ。

ついにその日がやって来た。あまりにも痛がるため病院へ行くことにしたのだが、ちょうど近所の消化器内科が昼休み中で、あと2時間後になってしまう。救急車で搬送という手もあるのだが、大袈裟になるのでできれば避けたい。ということで、本人は藁にもすがる気持ちで光線を病院が開く時間まで当てることにした。

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照射方法

とりあえず光線治療の本を調べると、あるわあるわ、様々な胆石患者の治療例が。

緊急なので「危篤の胆石症」という症例を参考に。

使用カーボン 3001

両足裏、両ひざ 集光なし 各5分

患部(乳下部) 2号集光(プリン型) 1時間

症例では、「照射20分で痛みが緩和し始め、1時間で苦痛は消えた」とあった。

実際、照射しているうちに痛みが治まり始め1時間30分ほど経過したときには、既に嘘のように痛みが治まってしまった。

(ホンマかいな!)

ということで、痛くなくなると病院へ行く気が失せてしまい、結局様子を見ることに…

(はよ病院、行きや~)

ことわざ:喉元(のどもと)過ぎれば熱さを忘れる

苦しいことも過ぎてしまえば、その苦しさや恩も簡単に忘れてしまうということ。

熱いものでも飲み込んでしまったら(喉元のあたりを過ぎてしまったら)、その熱さを忘れてしまうことから。

英語:The danger past and God forgotten.(危険が過ぎると神は忘れ去られる)

—故事ことわざ辞典より

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