〜斡旋準備〜
今回の弁護士への相談で、いろいろと明瞭になったため、いきなりではあるが、即日斡旋の申し込みの手続きもしていくことにした。
今日来て、今日申し込む人も珍しいようで、手続きの段取りを聞いて今から申し込みをすることを伝えると、弁護士も、窓口の受付の人も
「あっ...そう...ですか...」という若干当惑気味の反応。
恐らく、大抵の人は何度か相談してから決めるのであろう。
(あんさん、実のところは、3度目の経験者やからな~)
そうだ。自分は、この日「斡旋まっしぐら」の意気込みで臨んでいたのだが、その事情を知らない人々にとっては稀有なパターンだったに違いない。
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示談あっ旋申出書
いよいよ書類の作成だ。B4サイズの用紙をもらう。
細かな点をたくさん記入しなければならない。この作業のために、空いている個室を借りられたのだが、すべて記入するまでに1時間以上かかった。
内容
左半面「事故年月日、事故発生場所、申立て人・加害者側双方の住所・氏名・電話番号、任意保険の会社名・住所・部署・担当者名・電話番号」
右半面「事故の概要、申出の事情、備考」
左半分は、ごく簡単に記入できた。問題は右半分。事故状況を図と文章で表記した。これまでも何度か書いてあったので、これもさほど難しくはない。
難関は、「申し出の事情」。まず保険会社との争点となっている部分を書く。それから、こちらが希望する条件とその理由も書く。と言っても、この大部分は先程受けたばかりの無料相談で得た情報だ。
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「申し出の事情」の具体的内容
・休業損害(○○円 賃金センサスより)
・慰謝料(約10か月 ○○円)
・後遺障害(14級9号)の逸失利益(ちなみに右側利き手だとライプニッツ係数でなんちゃらという計算式があった)○○円
・後遺障害の慰謝料(○○円)
・後遺障害の被害者請求でかかった申請費用(診断書10,800円・画像用CD-R540円・簡易書留515円)
・物損の車両代
・代車・レッカー代(既に車屋に支払い済みだったため領収書を後で提出)
・破損した車載物の損害補償金(これは事故後すぐに、保険屋から物損担当の人が自宅に派遣され、写真を撮ったり使用期間等をチェックしたりしていき、双方の合意の下、既に決定されていた。)
・過失割合を100:0もしくは90:0で。
理由:加害者の著しい不注意、著しい加速、購入後一ヶ月未満という特殊な形状の車両の、操作判断への未熟さ。被害者の救助を放置し、自己車両の修理に専念していた事故直後の対応。事故数日後の加害者との電話での「自分の保険屋から10:0になるかもとのことだったので、それで良いと承諾した」という旨の対応。
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ざっとこれだけのことを、詳しい計算式も含めて書き上げた。
加えて同乗者であった、身内Mの分も、ついでであったので作成。
(ふーっ、やれやれ…。よくやった、自分!!)
受付に提出し、書き落としがないかをチェックされ、後日両者の都合の合うときを指定する電話が来ることを伝えられた。(日程調整に大体2週間ほどかかるようだった。)
後は、電話を待つのみ。
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