~柴犬 福ちゃん別の顔~
福ちゃんは、マッタリ過ごすのも大好きだけど、いつもだらけているわけではない。
時として、驚くほど活動的になる。
運動神経も、実は良いのだ。
ところで外国人から見る日本人は、みんな一緒に見えて見分けが付かないことがあるようだが、日本国民の立場からすると「全然似てないよ!!」と教えてあげたい衝動に駆られる。しかしこれは恐らく、「アフリカ人」(国でなく、大陸でまとめるってザックリし過ぎか??)の区別をつけにくい自分と同じ原理で生じる現象なのであろう。
そのように、似ていると言われる日本人にも、それぞれ個性があるように、外見が非常に似ている動物にも、個性の違いがある。
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個性
個性の差に自分が驚かされたのは、実は「カメ」である。夏祭りで売られているような小さなゼニガメを2匹飼っていたことがあるのだが、外見区別が付かないほど酷似していた。
その名も「太郎」と「次郎」
(南極物語か?)
いやいや、あちらは「タロ」と「ジロ」。いずれにしても、安直な名付け方であるのは認めよう。おまけに、名前を付けたものの、両者の違いが飼い主にすら分らない。
(そんなら名付けんでええやろ~)
まあ、それもそうだ。しかし、後に区別が付くようになった。それが、「個性の違い」だった。
ある日、30cmほどの高さのテーブルの上で、競歩(?)をさせた。ウサギとカメならば、カメが勝つのが定番だが、カメとカメではどうだろう?
よーい、スタート!
カメながら、足をバタつかせながら結構な速さで進む。(やるじゃん!)
しかし、先にテーブルの端に着いた1着のカメは、その勝利の余韻に浸るまもなく、奈落の底へと去っていった。―そうだ、転落したのだ。
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名前判明…いや決定!
さて、その後にやって来たカメはというと、端までたどり着き「後追い飛び降り○○」をするかと思いきや、ピタッと止まり、なんと首をにゅーっと伸ばして下をのぞき、Uターンしたのだ!なんと思慮分別のある爬虫類!!
以来、猪突猛進の兄貴っぽいカメを「太郎」、兄の失敗を見て自分は要領よく立回る慎重派のカメを「次郎」として区別するようになりましたとさ。めでたし、めでたし。(…しかし、そもそも雄と雌の違いが不明だったから、「姉と妹」だったりして。)
(そこすら、分ってないんかい!!)
ま、とにかくそんな個性は柴ちゃんたちにも存在する。
では、次なる福ちゃんショットシリーズから、その個性は読み取れるだろうか?
やはり、最後はマッタリか…
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