光線治療 の特長~あらゆる疾患…アレルギー・湿疹にも?!

個人的感想

いろいろな症例はこちらから!!

コウケントーによる光線治療の特長として挙げられている残りの点について考察してみる。

5.あらゆる疾患に応用でき、家庭治療器としてすでに60余年間利用されている。

6.本書を理解することにより、あらゆる疾病を治療して良好を得られる。

以上の二点に関しては「あらゆる」と言い切っているところに反発を感じられる人が多いと予想される。医療の仕事に従事している人であればなおのこと否定的な意見が噴出するであろう。

愛用者である自分にとっても、ここまで言い切ってしまうのはいかがかとも思われる。が、ここで注意したいのは「絶対治る」と謳っている訳ではないという点だ。

「応用」「良好」と言っているという点では、「あらゆる」疾病に効果があるという確信を表明してもいい逸品だと個人的には感じる。

絶対治るか?

絶対ということはどんな治療法に関しても断言できるものはないと思う。

実際、今まで長年愛用してきた中でも、個人的には「かゆみ」に関しては、てこずった思い出が多い。本の中には、「慢性湿疹」で顔中が厚み1cmぐらいありそうなデキモノに覆われた女性の症例が出ている。あまりにも酷すぎて、出来損ないの「雷おこし」を貼りつけているかの様な異様さ、化け物レベルである。

(ちょいと、そない言うたら失礼やんけ。気ーつけや!)

いやいや、治っていなければ自分もこんな表現は絶対にしない。しかし!!

その彼女の顔がなんと1か月弱で8割、ほぼ3か月で完治したのだ!!

これを見ると、自分の湿疹など訳もなく治るだろうと思っていたのだが、実はこの治療にはある条件があったのだ。それは…

・治癒するまで入浴しない(拭くのはOK)

・石鹸を使わない

・患部を掻かない

・かさぶたは自然に剥がれるまで絶対に剝がさない

・刺激物を食べない

と、こんな注意書きがあるのだ。絶対に治したいと思ってはいたが、自分にとってはまず「掻かない」ということが不可能であった。もし本気で貫くのであれば、手にドラえもん状のグローブでもはめて、あるいはどこかに縛り付けでもして、物理的に掻くことが不可能な状況にしなければ無意識に掻いてしまうのだ。

(気合が足りんのや!!)

確かに。意思の弱さが問題か…

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3歩進んで2歩下がる

結局、効果がなかったとは言わない。確実に光線を照射することで、新しい皮膚が再生されるのは確実だ。しかしそこで、かゆみに負けて、己から掻き傷を作ってしまい、再び「かさぶた→再生」のサイクルに戻ってしまうのだ。他にも、かゆみと皮膚の崩れが同時に起こった時があり、腕から組織液がジュクジュクに流れ出して大層苦しんだこともあった。その時も毎日2時間ほど照射して過ごしたが、それによって周囲から少しずつ乾燥して広がりを何とか食い止めることができた。最終的に何が決め手で治ったのかは、いろいろと試しすぎて残念ながらはっきりはしない。

コウケントー治療の特長-まとめ

こうした数々の経験を踏まえた上で確実に言えることは、基本的に光線治療は免疫力をアップさせるため、本人の持つ治癒力を強化してくれるということだ。

そういう観点で言うのであれば、「効果はある」と謳える。しかしやはり、これもどこまでその療法を信用しているかで、感じ方は大幅に変わるに違いない。

これは、「コウケントーでガンが治る!!」と聞いて、治療に用いたいろいろなタイプの人の効果の表れ具合にも見られることだ。

 

ガンと光線治療。効果はいかに?!