溶連菌による敗血症の恐怖

溶連菌ってそんなに怖い?!

いろいろな症例はこちらから!!

近年、増加の一途をたどっているのが劇症型の溶連菌(正式名:溶血性連鎖球菌)によって重症化する患者の数だ。

不幸にも、西武の森慎二コーチが42歳で亡くなってしまった原因も、この「劇症型溶連菌感染症」だったそうだ。

お身内の弁によると、当初少し手が腫れているくらいで手術室に向かったため、まさか命を落とすことになるとは想像もしなかったようだ。一般人よりも格段に強肩…いや、強健なアスリートでも打ち勝つことができなかったのか…

そう考えると、この病の原因をしっかりと知っておき、対策を立てておくことは重要な課題である。

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人食いバクテリア!

この菌、実は通常は子供のいる家庭ではよく耳にする感染症の要因の一つである。かく言う自分自身も、過去において感染したことがありその菌が原因で「尋常性乾癬」というとんでもなく大変な皮膚病に悩まされたこともある。しかし、命に係わるものではなかった。自身の場合は、扁桃腺の炎症が原因となったと聞いた。

通常であっても、劇症型であっても同じ「A群溶血性連鎖球菌」が原因だが、なぜ劇症型—通称人食いバクテリアになるのかはまだ解明されていない。

ある病院の症例を見たところ、患者の腹部にあった2-3cmほどの壊死した部分が、2-3時間後に腹部全体に広がったそうだ。また別の体験者は、秒単位で悪化したとも述べていた。つまり発症してから悪化するまでの時間が尋常でないスピードなのだ。

感染してから患者に残された時間は

48hours!

たったの2日。妊婦さんともなると、24時間がリミットだそうだ!!

そこで症状が出たら、迷うことなくすぐに病院(できれば総合病院)へ行くことが重要である。

初期症状

のどの痛み

発熱

皮膚の腫れ

体のだるさ

血圧の低下

(・・・こんなん、普通の風邪と区別がつかへんで!)

そうだ、だからこそ侮ってはいけないのだ。早い段階であればペニシリンのような抗生物質で相当短時間で治癒に向かうそうだが、重症化すると壊死による患部の切断、そして今回の森慎二さんのように命を落としてしまうことも事実なのだ。

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予防

よくあるのは、足の傷を放っておいて、そこから細菌が入って感染する例だそうだ。なぜに足?手よりも放置率が高いとか、汚れやすいとか…いろいろとあるのかもしれないが、とにかく傷の放置はNG! ここで、早目の「コウケントー」もしくは「ノニジュース」!傷を治し、炎症を抑え、殺菌効果もバッチリ!

もちろん、症状が出たら早目の受診。しかし、もっと早目の手当てをして、免疫力を上げていけば、そもそもこの危険も回避できるのではなかろうか?ストレスや疲れや睡眠不足など免疫力が低下する危険の大きい現代人。日頃から栄養*睡眠*笑いを意識して自己修復力を高めておく事は病気を減らす要素となるだろう。

いずれにせよ、こんな病気に悩ませられなくなる時代が早く来てほしいものである。

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