~ V8 Animalproの威力~
いよいよダイちゃんのパワーについて語ろう。
うたい文句は他のどの掃除機よりもカーペットから確実にゴミを吸い取れるということ。これは、コードレスだけでなく、すべてのコードつきの掃除機よりも…ということだそうだ。随分と自信があるものだ。特に、特許技術のダイソンデジタルモーターV8は、前モデルの V6より20%パワーがUPしたそうで、強力な吸引力を誇っていた。
以下、特徴的なポイントを列挙する。
■変わらないパワー
特許技術 2 Tier Radialサイクロン…(どないな台風じゃ?)は、2層に置かれた15個のサイクロンが一遍に機能するので、風量を強めて、微細なゴミもキャッチし、空気としっかり分離するそうだ。パワフルな吸引力がずっと続く。
■最大40分の運転時間で、隅々まで掃除可能に!
新しいリチウムイオンバッテリーで前モデル(V6)に比べ、最大運転時間がな、なんと!2倍の40分に!大抵、掃除の99.5%は、40分以内に完了できるようなので、広いお家でもしっかりお掃除が出来ます。
■本格的なカーペットのお掃除に! 特にペットのしつこい毛にはぴったり!
V6に比べてブラシのパワーが50%向上し、カーペットや畳に入り込んだホコリやペットの毛までもかき取りるそうだ。
■部屋の空気より、クリーンな空気を出す?!空気清浄機?
密閉性が高く、精密に製品設計をしたため、0.3ミクロンもの微細な粒子を99.97%以上キャッチできるそうだ。。
■運転音が少なくなった
V6と比べて、運転音50%減。
■布団クリーナーとしても大活躍
付属のミニモーターヘッドを使えば、布団クリーナーにもなってしまう優れもの。
■重量バランスを考えた設計
モーターやバッテリーなどを手元に置き、重心を手元にすることで掃除機の先端を軽くして、高い所や家具の下などを自在に掃除できるように考えたられた。
■本格的なお掃除ができる
コンビネーションノズルと隙間ノズルに加え、フトンツール、ハードブラシ、延長ホース…とにかくいろいろ付いている。これらを使えば、家、車、あらゆる場所がいつでもスッキリ!!
といろいろ良いことづくしの様でも、今までのダイソンを知らぬ者にとって、この比較は抽象的にしか捉えられない。
ということで、取り合えず使ってみた。
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すると、何ということでしょう。
取れる、採れる。獲れる。
パッと見、それほど汚れているようには見受けられないフローリングの部屋に使ってみた。
噂どおり、確かにすごい。これは、確かに高価ではあるが、その性能もブランド力に恥じないものである。
叩いて、巻き上げて、吸って、…そして後方部からは、さわやかな風が♪
(ほんまかいな?)
まぁ、「さわやか」とまで言うと盛りすぎだが、通常感じる埃の、あのちょっとした不快感。それが、全くないのだ。ダストアレルギーのある自分としてはこれは素晴らしい機能だ。布団にも使用してみたが、やはりビフォーアフターでは違いは歴然だった。
バッテリーの持ちもまあまあ合格だ。そこそこ広い範囲を掃除していても通常モードであれば25分は持つ。・・・えっ?40分じゃないの??よくよく見たら、40分というのは、通常モードで、先がノズルやブラシの時の場合であった。ローラーの付いたクリーナーヘッドは、通常モードで約25分、強モードで約7分(どのヘッドを使用しても同じ)であった。まあ、しっかり汚れや毛が付いたものを取ろうと思ったら、7分ではまだまだ短すぎなのかもしれない。ペットのいない家であればこれで充分であろう。
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減点ポイント
ちょっとしたマイナス点を挙げるならば、まずスイッチ。 自分でずっと握っていなければならない。ストッパーでも付いていればいいのだが、どうも握ったらスイッチがオンになり、離すとオフになる仕組みのようだ。(故障でなければ)
事故で利き手が握りにくくなっている自分としては、ずっと握るのはしんどいものがある。できればここは通常のスイッチが望ましい。
また、スタンドも壁に取り付け式だが、価格の割りにもう少し工夫がされても良いのではないかと思われる。様々な付属品も一緒に管理できるような、それでいて見栄えの良い収納の方法を研究されたし。
音に関しても、広告によると、以前よりえらく静かになったということだったため、かなり期待してみたが、やはりそこそこの音はする。V6を知らない自分にとっては50%軽減という感じはいまひとつ掴めず…。
あとはおまけといえばおまけなのだが、「エレクちゃん」に付いていたライト。あんなちょっとした粋な計らい的要素が付いていたらポイントUPかな。
そして何といってもこれが最大の欠点。
「価格」
こればかりは、ダイちゃんブランドの意地とプライドとでも言うのだろうか?きっと変われない。もうちょっと庶民にも手が届くところまで階段を降りてきてくれると、お近づきになれそうで良いのだが。
今後は、庶民にも愛される身近なタレントのような存在へと育っていくことを期待して止まない。
追記:この後、新たに感じたポイントだが、1センチくらいのサイズのゴミがフローリングにある時、うまく吸い込めないことがあった。これは恐らくローラーがゴミに至るきっかけを掴めないことに原因があるように思えた。つまり、振動や吸引する風が届く際にはいとも簡単に吸い込めたものの、ローラーがゴミを巻き込めない時には上にヘッドを一回持ち上げてからゴミの上に乗せ吸い取らせなければならなかった。いつでもそうなるわけではないが、時にそのような現象もあったので、やはり高額だからといって万能だとは思ってはいけないと改めて感じた。
以下は公表されている仕様。
機能項目 |
仕様 |
■搭載サイクロンテクノロジー: 2 Tier Radial(ティアーラジアル) サイクロンテクノロジー
■モーター種類: ダイソン デジタルモーター V8搭載
■標準ヘッド: ダイレクトドライブクリーナーヘッド
■付属品: ミニ モーターヘッド、収納用ブラケット、隙間ノズル、コンビネーションノズル、フトンツール、ハードブラシ、延長ホース
■フィルター/推奨お手入れ時期: プレモーターフィルター/最低1ヶ月に1度
■色: レッド
■手元コントロール: 運転 オン/オフ、パワー・モードが選択可能(強/通常モード)
■本体サイズ(幅×奥行き×高さ): 135×333×210mm(バッテリー含む)
■収納サイズ(幅×奥行き×高さ): 250×1244×224mm(バッテリー、パイプ、クリーナーヘッド含む)
■本体重量: 1.58kg
■製品重量(本体+ホース、パイプ、標準ヘッド): 2.55kg
■ゴミ容量: 0.54L
■充電池使用時間: 【通常モード】 40分間 【通常モード モーター駆動のヘッド使用時】 ダイレクトドライブクリーナーヘッド: 25分間、ミニ モーターヘッド: 30分間 【強モード】 7分間
■充電時間: 5時間
■コード長さ/(充電器の)ケーブルの長さ: 1.8m |
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