動物と人間
様々な医学の発展の陰には、多くの動物たちが実験台となってきた。つぶらな瞳のかわいい生物がそのように犠牲者となっていると考えると、医療の発展にも考えさせられるところがある。それでも、そうした段階なくしては実用化に至らないのが現実である。
ということで結局のところ、動物に効果があって人間に利用されるのであれば、人間に効果があるものは動物にも効果があると言えよう。この光線治療に関しても然り。我が家のペットにおいても効果を上げた経験は幾つかある。
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猫と光線治療
そのうちの一例は猫のケガである。ある日突然行方をくらまし、3日後にヨレヨレの姿で帰ってきた。(猫嫌いの隣家の庭にあった【猫取り機】に掛かって、捨てられたものと予想される)
どこをどうやって歩いてきたのか全く分からなかったが、脚(肉球)がパンパンに腫れあがり、爪がすべて取れてしまっていた。
こうした外傷にも効果を発揮するのがコウケントー!!
基本の4008番(消炎効果)と3001番(鎮痛効果)をセットにして一番細い3号集光で脚一つ一つに光線を当てた。すると、出は出るは!!
傷口から膿がダラダラと!!
2日ほどで膿は止まり、炎症もどんどん引いていった。
もしこれで光線がなかったと考えると、病院へ飛んで行って抗生物質でももらって…というしか手が打てなかっただろう。おかげで、傷も完治し元気な姿に戻れたという話。
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スナネズミと光線治療
なぜか身内が気に入って購入してきたペットに「スナネズミ」がいた。ハムスターやモルモットならまだメジャーだと思うが、なぜに「ねずみ」?
当初は、どうも好きになれなかったが、飼っているうちに不思議と愛着が湧くものである。かごの中では特に悪さをするわけではないのだから、確かに非難される理由は見当たらない。
嫌われるのは、ドブネズミやイエネズミのように食べ物をあさったり、糞をしたり、電気コードをかじったりと、衛生面や安全面で問題が起こるからである。
ということで、それなりにかわいくなった「モモちゃん」がある日、病に倒れた。明らかに何かが原因で衰弱している。食べることも飲むこともできず、かごの隅で横たわっているのを見て、何とか助けなければ!!と思いつくのはやはり「光線」。
通常、動物に光線をかけるのは簡単ではない。なぜなら毛で覆われているし、じっとしていないからだ。幸い、この度は衰弱して寝ているスタイルが、かごの外側に向けて、毛の薄めの腹部がさらけ出されている状態であった。
チャンス!! 健康全般に良い 5000-3000のセットで、2号集光(プリンカップ)でお腹全体に照射してみた。1時間ほどかけたところ特に変化はない様子だった。そんなにすぐに効くばかりではなかろうと思い直し、翌日もしまだ生きていれば、また当ててあげようと思い、その晩は心配しつつも床に就いた。
そして翌日。
えっ??
なんとそこには、かごの中を元気に動き回っている「モモちゃん」の姿が!
幻か?!
餌もしっかりと食べる。どう見ても危篤患者だったが、あれはいったい何だったのだろう??
とにかく、元気になればそれで良い。
そんなこんなで、スナネズミ復活のお話はここまで。
ちなみに、競馬のウマや、家畜の牛などにも使われて効果を得ているようなので、どんな動物でもうまく照射さえできれば、効き目は実感できることだろう。
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