19連勝!!藤井聡太君の快進撃

やっぱり天才少年!

日本中のファンが固唾をのんで勝負の行方を見守る中、やはり藤井聡太四段!やってくれました。

昨年10月に史上最年少の14歳2か月でプロ棋士となった藤井聡太君。

デビュー戦で現役最年長の加藤一二三九段…通称「ひふみん」に勝ったのを皮切りに勝ちを重ねてついに19連勝!

14歳の中学3年生とは思えない落ち着きはいったいどこからくるのでしょう?対局した「ひふみん」こと加藤九段は

「相手の長所、短所をよく研究していて、頭脳プレーだと感心した」

と高評価。さらには対局中の自分の振る舞いに対する藤井君のコメントについては

『加藤先生の振るまいが可愛い』『仕草がかわいい』と。大先輩に可愛らしいなんて表現は、これ、なかなか結構よろしい。マイペースでよろしい

と、やはり高評価。…孫・もしくはひ孫ともなり得る年齢の少年に「かわいい」と言われて、そこを「よろしい、よろしい」と誉めてしまうところなどは、藤井君でなくとも「ひふみん、かわいい!」と言われる所以なのでしょう。そんな「ひふみん」にも愛される藤井聡太四段。

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勝負メシ

対局中の食事さえ話題となる今回の昼食は、中華料理店「紫金(しきん)飯店」の五目焼きそば(1000円)だったそうです。

青山1丁目というおしゃれな立地に、なぜか存在し続ける昭和の佇まい。

デビュー戦となった昨年の「ひふみん」戦でも、夕食はこちらの「卵チャーハン」(900円)。

ビジュアル的にも高校生、いや大学生、いや社会人…(ってどこまで歳をくわせるんじゃ!)…失礼。とにかく大人顔負けの落ち着きですが、やはり中学生。焼きそば、チャーハン、そして学校給食をもりもりと食べる姿は普通の中学生と同じでしょう。その一挙一動にさらに注目が集まることは今後避けられませんが、おそらく何を報道されても心配なさそうな安定感を感じるのは、お育ちの良さからでしょうか。

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VS 近藤誠也五段

残念ながら負けてしまった、近藤誠也5段。彼は彼で20歳という若さであり、本来ならもっと熱い注目を浴びていていいはずの、乗りに乗っている優秀な棋士のひとり。しかし、藤井聡太君の14歳という若さと、カリスマ(?)には今回は敵わなかったのでしょうか?

これは言ってみれば、スケート界の「キム・ヨナ」に対する「浅田真央ちゃんの悲劇」(?)のようなものかもしれません。時期を同じくして飛び抜けた才能が登場すると、本来最高に注目されてよいはずの人物でも影が薄れてしまうというのは世の常です。ただ、人はこうした試練によって人格が磨かれるなら、単なるスターではなく、一人の「人」として愛されるようになり、引退後にもいろいろな道が開かれてゆくのでしょう。

記録の行方

これまでの連勝記録の最高は、30年前の神谷広志八段による28連勝(日本将棋連盟より)。今回の藤井聡太君の19連勝は歴代単独7位。

記録はいつか塗り替えられるものなので、あまりにも勝負にこだわるのは、人を人生の豊かさから遠ざける危険と背中合わせです。しかし、人が能力を出し切る姿、さらに能力がバージョンアップしていく過程を見られるということが、見ている人々をわくわくさせるということも事実です。人の潜在能力は本来果てしないものなのです。

今後を楽しみに見守りましょう!!

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