交通事故編 斡旋から示談まで ☆PART9

~レッカー遅延~

 

さてさて、レッカーを頼むべく、自分の保険屋に連絡。

「年末なんで、1時間ぐらい後になるかもしれませんよ。」とオペレーター。

〔えっ?そんなに掛かるものですか?〕絶句。

実は、これまで触れなかったが、この事故により横転したわたしの車は、片側車線を完全に遮断。その上、事もあろうに、この日は「晦日」。

大抵は予測がつくであろう。そこで起こるべくして起きていた二次災害。

そうだ、

大・渋・滞!!

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 お巡りさんが、少しずつ車を誘導して動かしているものの、わたしの車をどけない限りこの渋滞は無限に続くように思える。

ただ、過ぎ行く無数の車に乗っている人々の表情は、渋滞に巻き込まれたことへの苛立ちと言うよりも、むしろ見事に横転している車への好奇心の方が色濃く見えた。

 

…運転手は生きているのか?

(はい、今のところ元気です。)

…もう一台の相手の車はどこにあるのか?

(それはわたしが一番知りたい。)

そんなこんなで、1時間も待ってはいられない。仕方なく、ダメもとで行きつけの車屋さんに電話。年末の休みに入っていたが、何とか連絡が取れ、レッカーで来てくれる事に。

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失敗

車屋さんに場所を伝えるのに住所が分からなかったため、○×町の○○○○とコンビニ名を伝えた。

すぐに来ると言ってくれたが、いくら待てどもその気配がない。そのうちに電話が。

「コンビ二まで来たけど、どこに車があるの?」

「えっ?道路の真ん中ですよーっ!」

〔こんなにしっかり横転してるのに見えないなんて、一体どこに? もしやこれは心のきれいな人にしか見えない自動車?? 〕

(「汚い人」の間違いとちゃう?)

よくよく聞くと、彼は隣町にある同じ系列のコンビ二の前にいる事が判明。やはりこんなに遅いとは何かあると思った。

ここで学んだ。絶対住所で伝えるべきだったと

【1つだけの確実な目印】―そう自分が思っていても、所詮、動転中。的確な説明になっていない事が多いと思い知らされた。ましてコンビ二など同じ系列のものが近所にあることも珍しくないご時勢だ。でも、住所がすぐに分からないことも、実は盲点。現場の住所はできるだけ早い段階で確認しておく事が非常に重要だと学ぶ。

その後すぐ、レッカー到着。(こんなに、近くにいらっしゃっていたのだ…後悔)

さて、いよいよ…いやいや、やっと、この大渋滞を緩和させるべく、車を移動させる運びとなる。

果たしてスムーズにできるのか?

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