治療と美容
女性に限らず、最近は男性も美容に気を配る人が増えているそうだ。男性が化粧をするなど、一昔前には予想もしなかったことだ。
しかしながら、男女を問わず、老化を喜ぶことはできないのは紛れもない事実である。
せめて少しでも若くなれないだろうか…。こうした願望を叶えるため、巷ではエステサロンが次々と現れている。
さてここで考えるのは、治療をうたっているコウケントーが、果たして美容にも役立つのだろうかという点だ。
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芸者から学ぶエステ効果
実は以前、日本橋に光線治療所があったころ、この近くには多くの花柳界があり芸者さんもたくさんいたそうだ。そんな彼女たちの中に美容目的でコウケントーを活用していた例がある。
芸者さんたちは、だいたい夜6時から午前0時まで6時間ほど働くのだが、その準備段階で光線を照射するのだ。(カーボン3001・集光なしで上半身のみ20分)すると、夏以外は一晩中化粧直しをしないでも済む。夏は、通常30分から1時間おきに化粧を直すところ、荒れ性の人でも2時間前後はもつ。肌が良ければ一晩で1,2回で良いので、化粧用として光線治療器を備えていた芸者屋も多かったそうだ。
美肌のための照射方法
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体験談
実際、身内が顔面神経麻痺の治療をコウケントーで行った際、麻痺した側を毎日照射した結果、何とシミが明らかに薄くなり、肌も白くなったのだ!!
コウケントーには美白効果が?!
しかしながら、人によっては注意が必要である。自分の場合、アトピーのような症状で顔に出た湿疹を治そうと、光線を照射したところ、顔の皮膚がビリビリにむけて、一時的にではあるが大変なことになってしまったからだ。
恐らくこれは、湿疹ですでに皮膚が傷ついてしまっているところに、光線が照射されることで、その下にある新たな皮膚の再生が速まったからだと思われる。その結果、古い皮膚が夏の日焼けのよう剥けて、一旦は新しい皮膚と古い皮膚のまだら模様になってしまう。そこを乗り越えて照射を続ければ、そしてかゆみがあっても掻かずに皮膚を傷つけなければ、すべてが再生して「脱皮」が終了する。
(脱皮って、あんさん昆虫かいな?)
そう、皮を脱ぐという点においては、共通している。違うのは、見た目を気にするというところか?
といことで、皮膚の状態がよろしくない人が、美容のためにコウケントーを当てようと思うのであれば、長期休暇の時期を選んで数日かけて再生をもくろむのがおすすめ。どうしても急ぎということであれば、大き目マスクでしばらく顔を覆って過ごすという手もある。
皮膚が弱くない人であれば、すぐに肌の調子の好転を感じられると思われる。
いずれにしても、病気の治療のためではないので、それほど気にせず、軽い気持ちで行う「自己人体実験」と思ってチャレンジしてみてはどうだろうか?
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